友好都市-セルウィン町の紹介
ニュージーランド・セルウィン町
セルウィン町は、南島のカンタベリー地方中央に位置する町です。町の面積は6,490平方キロメートル、ワイマカリリ川とラカイヤ川に挟まれ、クライストチャーチの端から南部アルプス・国立公園アーサーズパスまで広がっていて、人口は約44,595人(2013年国勢調査)が住んでいます。
町は、セルウィンセントラル、スプリングス、エルスメアー、マルバーンの4つの地区に分かれていて、湧別が交流しているセルウィンのマルバーンエリアコミュニティーボードは、2001年にダーフィールド地区とマルバーン地区が統合されてでき、セルウィン町の西に位置します。
国際交流の経過
竹下内閣時代に「ふるさと創生基金」として各市町村に交付された1億円を基に、リラ街道の整備と共に生まれた「人づくり」事業として開始されました。平成2年度にこの交付金に町の基金を加え、「湧別町人づくりセンター」が設置され、町内の有識者の方々に委員になっていただき、広く柔軟な発想で「人づくり」のための事業の企画、展開を実施していただきました。人づくりセンターとして実施された主な事業は、小学生が町内の歴史や文化を学び、体験する「ふるさと寺子屋塾」や小中高校生、一般を対象とした「ニュージーランド海外研修事業」、ロック好きを集めた「ロック・コンサート」など多彩な事業を展開しました。長年の海外研修事業で培った交流の輪が、平成12年にニュージーランドのセルウイン町との友好都市締結として実を結び、これを契機に人づくりセンター事業は町へ移管され、現在は町が交流事業として実施しています。
友好都市締結
人づくりセンター事業として、長年、交流を重ねてきたセルウイン町と平成12年7月14日に友好都市提携を締結しました。この友好都市調印式には、セルウイン町ダーフィールドCB議長 W.W.Nジャッド氏夫妻とセルウイン町ビル・ウッズ議会議員が来町し出席。湧別町文化センターさざ波で多くの町民の皆さんが見守る中、セルウイン町を代表してジャッド議長と加藤湧別町長が協定書にサインし、友好都市の締結を行いました。
現在、セルウイン町のダーフィールド・コミュニティボードを中心に文化やスポーツ、教育、産業などの分野で交流を重ねています。
相互交流の様子(令和元年11月2日~11月14日訪問)
2011セルウィン町表敬訪問
2000年7月に、湧別町とセルウィン町が友好都市の提携を結んでから、10年の節目を記念して2011年7月に本町にセルウィン町からの訪問団をお迎えし、湧別図書館前での記念植樹会を実施しました。
同年10月にはその記念行事の第2弾として、セルウィン町・ダーフィールドのアートギャラリーにて、湧別町民が作成した芸術作品展「湧別町アート展」が開催されました。この作品展に合わせて、10月3日から原田町長を団長とする公式訪問団を派遣し、現地の町民との交流を深めてきました。
お問い合わせ先
企画財政課未来づくりグループ(上湧別庁舎)電話01586-2-5862
教育総務課教育管理グループ(文化センターさざ波)電話01586-5-3143