“やる気を引き出す指導法”湧別町民大学が開講

　46年目を迎える湧別町民大学が、文化センターTOMで開講しました。
　9月30日（金曜日）に開催された第1回目の講座には、オリンピックで金メダルを獲得した高木菜那さん・高木美帆さん姉妹など多くのインターハイ優勝者を指導した帯広大谷高等学校で講師を務める東出俊一さんを講師に迎え、「ゴールドメダリスト姉妹の指導法～やる気を引き出すには～」と題した講演を行い、会場には約80人の受講者が集まりました。
　東出さんは自身が日本代表として日の丸を付けた感動を一人でも多くの方に感じさせたいとの思いで指導にあたり、「ダメなことを言うのではなく、できたことを褒める。」、「目先の勝負にこだわらずに、なぜこの練習をするのか。この練習をするとどのような効果があるのかを伝え理論をもって練習することが大事。」と話し、目標の明確化と自己肯定感、誇りを持たせることの大切さと、いかに自信を与えられるかがコーチの力であることを伝えていました。
　参加者には学校関係者や少年団指導者なども多く見受けられ、メモを取るなど熱心に聞いていました。

令和4年度の生涯学習講座「湧別町民大学」では、全5回の講演が行われます。第2回以降の日程はこちらのページをご覧ください。