ふるさと館JRY
町の開拓の礎「屯田兵」の博物館です。
昔懐かしい日常道具、湧別屯田兵の歴史を伝える資料や精巧な模型(ジオラマ)などが展示され、北海道遺産に認定された「屯田兵屋」が再現されています。この「屯田兵屋」は100年以上前に実際に使われていた貴重なものです。
ご利用案内
- 開館時間
- 午前9時~午後4時まで
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12月30日から1月4日まで)
- 入館料
- 大人400円(団体320円)
高校生250円(団体200円)
小中学生200円(団体160円)
※団体料金は10名以上
※湧別町民の方は入館無料
館内案内
旧上湧別町開基100年を記念し、平成8年8月に建てられた博物館です。
屯田兵としてこの地に入植した先人たちが助け合いの精神で築いた町の歴史を貴重な資料とともに紹介します。
1階には、北海道遺産に認定されている屯田兵屋(明治30年造)の実物だけでなく、日本肖像画界の大家である馬堀法眼による屯田兵の肖像画(382人分)も展示しており、ほかにも先史時代~昭和時代の資料を基に湧別の昔も紹介しています。
2階には、湧別屯田兵の募集から解隊までを、実物資料だけでなく精密な模型と当時の会話録で紹介。開拓生活や軍人としての訓練についてなどがよくわかります。
博物館の隣には体験施設として建設した屯田生活体験館もあり、明治開拓期の衣食住体験で活躍しています。
北海道遺産
後世に引き継ぎたい宝物、北海道遺産に上湧別町の開拓の礎である「屯田兵村と兵屋」が認定されました。
館内写真
展示資料
- 屯田兵屋
- 北海道遺産に認定されている屯田兵屋は入室可能で、無料の博物館体験プログラムも実施しています。
- 開拓小屋の暮らしと開拓で使用した鍬(くわ)
- 開拓小屋の模型(ジオラマ)や、当時の生活道具などが展示されています。
- 湧別原野の農業
- 明治中期以降、移住者によって北海道での栽培が本格化したハッカ、2階には陶磁器などが展示されています。
- 湧別屯田兵の暮らしや訓練、屯田兵の肖像画
- 湧別屯田兵の開拓生活や軍人としての訓練、そして日本肖像画界の大家である馬堀法眼(まほりほうげん)による屯田兵の肖像画(382人分)が紹介されています。
- 屯田生活体験館
- 屯田生活体験館では、明治開拓期の衣食住体験ができます。
住所・施設概要
【住所】
〒099-6325 紋別郡湧別町北兵村一区588番地
電話 01586-2-3000
ファクス 01586-2-3200
【建設年度】
平成8年度
【面積・構造】
鉄筋コンクリート造り 1,998平方メートル
【その他】
男女共用のバリアフリートイレが設置されています。
名称「ふるさと館JRY(ジェリー)」は、町民の公募により決定されました。
JRY(ジェリー)には、J=join(ジョイン、一緒になる)、R=Roots(ルーツ、祖先)、Y=Yubetsu Farmre-Soldier(ゆうべつファーマーソルジャー、湧別屯田兵)等の意味が込められています。
お問い合わせ先
ふるさと館JRY 電話01586-2-3000