ゼロカーボンシティ宣言

 湧別町は、令和6年3月6日、令和6年第1回湧別町議会定例会において、町長の町政執行方針の中で、2050年までに二酸化炭素(温室効果ガス)排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
 2050年までにカーボンニュートラルを実現し、脱炭素社会を形成するため、町民・事業者・行政が一体となり効果的な取組を推進していきます。

ゼロカーボン宣言
ゼロカーボン宣言文

ゼロカーボンシティとは

 環境省では、「2050年に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表した地方自治体」を「ゼロカーボンシティ」としています。

二酸化炭素排出量の実質ゼロとは

 社会活動や経済活動による二酸化炭素の「排出量」から、植林や森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることです。

なぜ「ゼロカーボンシティ」を目指すの?

 近年、地球温暖化に起因すると見られる猛暑や集中豪雨などの自然災害が多発して世界各地で大きな被害をもたらしており、その対策は喫緊の課題となっています。2015 年に合意されたパリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」との世界共通の長期目標が掲げられ、2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、「その目標の達成には、2050年までに二酸化炭素の排出量を正味ゼロにする必要がある」とされています。
 これを受け、政府は令和2年10月26日、2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言し、その実現に向けた検討と具体的な取り組みを進めています。

実現に向けた取り組み

国の取り組み
 新たな地域の創造や国民のライフスタイルの転換など、カーボンニュートラルに向けた需要創出の観点に力を入れながら、政府一丸となって取組を推進しています。詳しくは、環境省の脱炭素ポータルをご覧ください。

お問い合わせ先

企画財政課企画グループ(上湧別庁舎)電話01586-2-5862