“五鹿山公園の夏と冬の違いを観察” 湧別中学校の生徒がフィールドワーク

歩く様子
痕跡を見つめる様子

 2月17日(金曜日)、湧別中学校の生徒5人がフィールドワークで冬の五鹿山公園を探索しました。
 これは、総合的な探求の学習「ゆうべつ学」の授業で五鹿山公園の夏季と冬季の違いを実際に確認してもらおうと行われたもので、ゆうべつアウトドアクラブYU-PALの絹張洋史会長を講師に招き、スノーハイクを体験しました。
 スノーシューを初めて履いた生徒たちは、ふらふらしたり転んだりしながらも動物の足跡や冬の植物などを観察。エゾリスやエゾユキウサギ、キタキツネ、トウキョウトガリネズミの足跡が見つかり、歩幅の変化からどのような状態だったかを考察したほか、約8年かけ一生に一度だけ花を咲かせるオオウバユリの変化を確認しました。
 生徒たちは「夏と違い一面真っ白だけど、動物の痕跡があり勉強になった。」と話すなど、夏と冬の動植物の違いに理解を深めるとともに、「スノーシューがないと、こんなに歩けないとは思わなかった。考えた人がすごい。」と話し、貴重な体験となったようでした。