“自分たちで育てたお米だから格別”上湧別小児童が餅つき体験
2月5日(日曜日)、上湧別小学校の児童約20人が餅つきを体験しました。
これは、児童に植え付けから収穫、食べるまでを体験してもらいたいとの思いから保護者など有志で立ち上げた“のぞみの会”(梶原秀喜代表)が毎年実施しているもので、今回餅つきに使ったお米は、児童たちで植え付け、刈り取り、稲架掛けをしたものです。
つき方や丸め方のコツを教わりながら、交代交代に餅をつき、出来立てを砂糖醤油などで試食。児童たちは「植えたときから食べるのを楽しみにしていた。自分たちで育て、ついた餅だからお店のよりおいしい。」と話すなど、つきたてのお餅の柔らかさとおいしさに歓声をあげていました。
また、梶原代表の畑で採れた小豆で作ったあんこと、植え付けの際に児童が採取していたよもぎで「よもぎ餅」も作りました。児童たちは「あんな葉っぱが食べられるようになるとは思わなかった。」と話し、驚いた様子で口いっぱいにほおばっていました。
12年目を迎えたお米作り体験は、農園として使用していた町有地が売却されたことから、今年度で最後となりました。梶原代表は「お米作り体験は最後だが、今後は学校内に小麦などを栽培し、ピザ作りなど「食育」を継続していきたい。」と話していました。