“お母さん 星見てる”町民芝居ゆうべつ第18回公演
12月11日(日曜日)、文化センターさざ波で町民芝居ゆうべつ(座長 長谷川洋さん)の第18回公演が行われ、約190人もの観客が訪れました。
町民芝居ゆうべつは、毎年、湧別町の歴史上の出来事など地域に根ざしたオリジナル演劇を上演しており、新型コロナ禍で休演して以来3年ぶり・18回目を迎えました。
今年の上演タイトルは「お母さん 星見てる―牛飼い母ちゃん奮闘記―」。中湧別の酪農家・松浦三代紀さんが日常を書き留めた本「牛飼い母ちゃん奮闘記」を基にした作品で、九州から湧別の牛飼いに嫁いだ女性・みよの生涯を表現しました。
公演では、両親の反対を押し切り湧別へ嫁いだみよが、過酷な環境で牛飼いの仕事や子育てをしていく中で、ふるさとの母の愛に思いを馳せる姿に、観客は感銘を受け、惜しみない拍手を送っていました。