“親子で学ぼう 親子消防士体験”消防庁舎一般開放イベント

消防車を見学する様子
消火訓練の様子

 10月29日(土曜日)秋の全道火災予防運動に伴う消防庁舎の一般開放イベントとして、遠軽地区では初めての催しとなる「親子で学ぼう!命を守ろう!秋の全道火災予防 親子消防士体験!」が消防署湧別出張所において行われました。
 この日集まった親子は25人、参加者の中には消防隊員の家族もおり、子どもたちは普段見ることのできないお父さんの姿や消防署前に整列した4台の消防車を前に興奮気味で、消防車に搭載されたいろいろな機材に目を輝かせていました。
 この日は、消防署内に親子参加型消防体験ブースが設置され、火災時の煙の怖さや避難方法などの疑似体験ができる「煙体験ハウス」や消火器を使って実際に立ち上る炎に向け水を噴射する体験が行われ、立ち上る炎を見つけた子どもは「火事だー」と大きな声でお父さんやお母さんに知らせると、消火器を持ち落ち着いて消火作業を行い鎮火するまでを体験していました。また、消防車両の見学や搭乗体験、防火服を着ての写真撮影も行われ、初めて防火服を着た参加者からは「こんなに重たいものとは思わなかった」と驚きの様子でした。イベント最後には、消防隊員らによる放水訓練、人命救助訓練も行われ、きびきびとした緊張感のある一連の動きに参加した親子から拍手が送られていました。
 普段、なかなか立ち寄ることのできない消防庁舎での貴重な防火体験をすることができ、家族で防火意識の向上と自らの命の守り方を子どもたちと共に学ぶ機会となりました。