“3年間の思いをのせたサウンド”湧別高校吹奏楽局定期演奏会

合同演奏の様子
アンコール演奏の様子

 10月16日(日曜日)、文化センターさざ波で湧別高校吹奏楽局による第14回目の定期演奏会が開催され、会場には多くの方が押し寄せました。
 同局は、「向上心なき者、奏でるべからず」の局訓のもと、演奏技術の向上だけではなく、地域に根ざした地道な活動をしており、支えてくれる多くの方々への感謝の気持ちを音楽で伝えようと努力を続けています。
 軽快なマーチで幕が明けた演奏会では、コンクールで演奏した曲のほか、中湧別小学校金管バンドと上湧別中学校・湧別中学校吹奏楽部との合同による大迫力の演奏を披露。第2部では歌やダンスなど多彩な演出で、楽しませる工夫が満載のステージが繰り広げられ、たくさんの観客が押し寄せた会場は、大いに盛り上がりました。
 コロナ禍によりマスク姿で3年間生活をし、大会や演奏会の中止、練習すら満足にできない時期があったなか、今回の定期演奏会で湧別高校吹奏楽局として最後の演奏となる3年生の思いがこもったサウンドに、アンコール曲の演奏が終わったあとも、惜しみない拍手が鳴り続けていました。