“地域の安全安心のために…”遠軽分会連合消防演習

消防操法訓練の様子
小隊訓練の様子

 7月3日(日曜日)、かみゆうべつチューリップ公園で、北海道消防協会オホーツク地方支部遠軽分会の第64回連合消防演習が開催されました。
 当日は快晴で日が照り付けるなか、湧別・佐呂間・遠軽3町の各消防団員200人と消防車両14台が集結。遠軽地区広域組合管理者の佐々木遠軽町長や副管理者の武田佐呂間町長、刈田湧別町長をはじめ、多くのご来賓も演習を見守りました。
 諸岡遠軽分会長からは、「地域防災の中核を担っている消防団として、日頃の成果を発揮していただきたい。」と訓示がありました。
 女性消防団員は組織の団結力と指揮者の指揮能力を示す「小隊訓練」を行ったほか、男性消防団員は安全かつ俊敏に的を放水で倒す「消防操法訓練」を実施しました。小型ポンプ操法では、中湧別、佐呂間町第1、遠軽町安国の3分団で競った結果、中湧別分団が優勝しました。また、ポンプ車操法では、上湧別、佐呂間町第3、遠軽町第1の3分団で競った結果、上湧別分団が優勝しました。
 この演習の目的は、「指揮命令系統の徹底」「消防団相互の連携の強化」「消防精神の高揚と技術の向上」であり、災害などの非常事象に備え、団員一人ひとりが地域の安全安心に対する決意を確認しました。