“いくつの花が咲いているかな?”サギ沼と五鹿山でフラワーウォッチングが行われました
北海道フラワーソン2022として、6月18日(土曜日)には登栄床・サギ沼、19日(日曜日)には中湧別・五鹿山にて、ゆうべつアウトドアクラブYU-PAL(代表 絹張洋史さん)主催のフラワーウォッチングが行われ、2日間合わせて37人の方が参加しました。
北海道フラワーソンは、平成9年に始まり道内を約950の地区に分け、地区ごとに咲いている野生植物の種類を調査する事業で、5年に一度、全道一斉に行われています。YU-PALでは初回から調査に参加しており、6回目となる今回は環境調査会社FRSコーポレーション株式会社(札幌市)の光用直子さんを講師に招き、一般の方が気軽に参加できる調査事業を企画しました。
登栄床のサギ沼原生花園では、珍しいスミレをはじめ、塩性湿地特有のセンダイハギ、エゾツルキンバイなどを見つけることができました。また、五鹿山では環境省の絶滅危惧種2類に指定されているエゾキヌタソウや北海道レッドリストに掲載されているオクエゾサイシンなど貴重な植物も見られました。調査の結果、サギ沼では31種、五鹿山では64種の花を見つけることができました。
サギ沼での参加者は「野生のスズランの香りに感動しました。こんなに群生して咲いているなんてびっくり。」と普段はあまり目にすることのないふるさとの自然に触れて、湧別の自然の豊かさを実感していました。