“町民の福祉向上を最優先に”令和4年度予算案を発表

予算案を発表する刈田町長の写真

 3月4日(金曜日)、刈田町長は役場上湧別庁舎で記者会見を行い、湧別町の令和4年度予算案を発表しました。
 令和4年度の予算編成では、新型コロナウイルス感染症の影響の持ち直しが期待されるものの原材料価格の動向による下振れリスクに注意が必要ななかで、限られた財源と本町の資源を最大限活用するとともに、住民生活の安定と町の持続的発展に向けて、子どもたちの健全育成と産業の振興を重点的に配分した予算編成としています。
 主な事業として、令和5年4月の開校を目指す「湧別地区義務教育学校整備事業」として前期課程校舎の増築工事や現中学校校舎の大規模改造工事などをはじめ、新生児とその家庭に対し育児用品や町有林材を活用したおもちゃを贈る「育児パッケージプレゼント事業」、えんゆう農業協同組合が主体となり実施する「哺育育成センター整備事業」に対する助成、新型コロナ禍で落ち込んだ個人消費を回復させる「愛町購買促進事業」のほか、老朽化した除雪車両2台の更新や花園団地2棟の新築工事などを計上しています。
 一般会計の予算規模は、97億1,000万円で、前年度当初予算と比較すると7億9,600万円の増(8.9%増)となり、国民健康保険特別会計や下水道事業特別会計などの6特別会計を含む総額は、132億5,590万円で前年度当初予算と比較すると8億3,230万円の増(6.7%増)です。
 新年度予算案は、3月9日(水曜日)から開催される第1回町議会定例会に提案いたします。