“地域で支え合う”支え合いサポーター養成講座が開催されました。
令和7年11月25日(火曜日)文化センターさざ波で、28日(金曜日)に文化センターTOMで「支え合いサポーター養成講座」が行われました。
この講座は、湧別町生活支援体制整備事業として「みんなで高齢者を支え合い、小さな変化や気づきを見逃さない地域づくり」を進めるため行われたもので、2日間合わせて町民27人が受講しました。
地域福祉に関する講義では、湧別町社会福祉協議会 生活支援コーディネーターの海谷政貴さんが講師となり、年齢を重ねても住み慣れた地域での暮らしを続けるためには、地縁関係・昔からの付き合い・近所づきあいなど、顔見知りという立場だからこそできる生活支援が大切であること。また、気負わず生活の延長上にある「しながらの支援」の中で支え合うことなどと、地域全体の見守りが重要であると話していました。
認知症サポーター養成講座では、町福祉課地域包括支援センターの福本愛実保健師が講師となり、認知症は身近なことであって、誰にでも起こりうる病気であること、他人事ではなく、まずは正しい知識を持つことからと話し、認知症の原因や、その症状と周囲の対応や支援などについて解説しました。
受講者の皆さんは、大きくうなずきながら真剣に話を聞き、認知症への知識と理解を深めていました。
「支え合いサポーター養成講座」は自治会やボランティア団体など、個別の依頼に応じた開催もしています。詳しくは湧別町社会福祉協議会(2-2197)までお問合せください。
