“湧別から世界へ”小樽商科大学湧別サテライトキックオフミーティング
令和7年12月14日(日曜日)、文化センターTOMで小樽商科大学湧別サテライトキックオフミーティングが開催され、約60人が参加しました。
このミーティングは、文化センターTOMの2階にオンライン教育を活用して、大学のないまちでも高等教育に触れる機会を提供し、地域人材の育成などに取り組むことを目的とした小樽商科大学湧別サテライトの開設を記念して開催されました。
講演では北見工業大学の陽川憲准教授から、「湧別から世界へ駆け巡ったハッカ(再び香れオホーツク)」をテーマに、ハッカの特徴や湧別をはじめとするオホーツクにおけるハッカ生産の歴史、オホーツクの自然環境を活かした香料市場の可能性などについてお話をいただきました。
またパネルディスカッションでは、「湧別町の地域ブランドの確立に向けて」をテーマに、加藤町長、陽川准教授、株式会社上川大雪島崎憲明取締役会長、沢口産業株式会社吉田昌子代表取締役の4人のパネリストと、コーディネーターの小樽商科大学江頭進副学長が登壇し、今後の町内におけるビジネスや人材育成の可能性などについて議論しました。
今後は、開設した小樽商科大学湧別サテライトで、地域住民を対象としたリカレント教育の実施や働きながら学ぶ学生の支援などに取り組んでいきます。
