“日本の伝統音楽に触れる”上湧別学園で和楽器出前講座

竹取物語
尺八の練習

 令和7年11月25日(火曜日)上湧別学園で、三曲協会(谷藤 彌会長)による「和楽器出前授業」が開催されました。三曲協会は日本の伝統的な楽器である箏、三味線、尺八の三種の楽器の愛好家たちが集まり、遠軽町を中心に活動している団体です。
 授業は演奏会と体験会の2部構成で行われ、演奏会は全校生徒が参加しました。谷藤会長から楽器の紹介があると、初めて見る楽器に子どもたちは興味津々。続いて、昔話「かぐや姫」の映像に合わせた和楽器の演奏と語りが披露されると、物語に一気に引き込まれ、夢中になって鑑賞していました。その後、「大きな古時計」の演奏に合わせて生徒全員で歌い、和楽器の奏でる多彩な音と一体となって楽しみました。
 続く体験会には、8・9年生が参加し、「さくら さくら」を各楽器で挑戦。初めて触れる楽器に苦戦しながらも、少しずつ音を出せるようになると笑顔があふれていました。生徒たちは、「難しかったけど楽しかった。身近にない楽器に触れることができて、うれしかった」と話し、貴重な経験ができた様子でした。