“湧別川を遡上するサケを学ぶ” ゆうべつ学園、上湧別学園が川の総合学習
令和7年11月7日(金曜日)ゆうべつ学園と上湧別学園の4年生が湧別川のサケについて学ぶ授業を行いました。この授業は、6月から全4回にわたって行う「湧別川」をテーマにした総合学習の最終回で目の前で川をさかのぼるサケを観察し、隣接するサケマスのふ化増殖施設を見学しました。
講師はゆうべつアウトドアクラブYU-PALの絹張洋史会長で、フリップなどを使いこの川に生息するサケの仲間やその生態について説明しながら、川に掛かる捕獲設備や蓄養池を泳ぎ回るサケの姿を観察しました。
説明の中で、以前はこの川にも絶滅が心配されるサケ科のイトウが生息していたことやニジマスなどの外来種が増えていることなど、児童たちは話の内容をメモしてタブレットで写真を撮りながら熱心に学んでいました。
また、普段は入ることができないふ化施設の中も特別に許可を頂いて見ることができ採卵からふ化までの流れを知ることができました。
児童たちからは「卵を取った後はどうなるの」や「卵はどのくらいでかえるの」など次々と質問が寄せられ関心の高さが伺え、身近な湧別川に関するさまざまな取り組みに直接触れることの大切さを学ぶとても良い機会となりました。
