“バイオガスの消化液を使ったお米栽培”ゆうべつ学園5・6年生が稲刈り体験

収穫した稲を手に集合写真
バイオガスプラントの説明を聞く児童たち

 令和7年10月31日(金曜日)、ゆうべつ学園の5・6年生37人が湧別町では珍しい稲刈りを体験しました。今年10月に稼働を開始したバイオガスプラントの副産物である消化液を活用するため、プラント横の農地で水田を使用せず陸稲を試験栽培しており、地域の児童たちが収穫を体験する特別授業を行ったものです。
 児童たちは鎌を使って稲を刈り取り、刈った稲を束ねる昔ながらの作業を学びました。収穫された稲は乾燥・精米され、後日行われる家庭科の炊飯授業で使用される予定です。
 町では今後も消化液を活用した陸稲栽培や、牧草の栽培試験などを続けていきます。
 また、体験の後にはバイオガスプラントの見学も行われ、牛の排泄物からガスを生成して発電する仕組みが説明され、児童たちはその規模の大きさに驚きながら見学しました。