“発明家のタマゴに認定”上湧別学園・ゆうべつ学園で発明アイデアワークショップ
令和7年10月27日(月曜日)と28日(火曜日)に、発明アイデアワークショップが開催されました。
このワークショップは、カシオ計算機株式会社の創業者の一人で発明家でもある樫尾俊雄さんの業績を展示・公開している樫尾俊雄発明記念館が企画した特別課外授業です。
27日には、上湧別学園の5年生を対象に開催されました。児童たちはまず将来なりたい職業を考え、その職業を通じて湧別町の未来を良くするアイデアを絵に描きました。
建築家としてチューリップ型の家を設計する案や、料理人として地下パイプで食材を調達するアイデアなど、斬新で独創的な「まだ世の中にない新しいモノ」が次々と発表されました。
28日にはゆうべつ学園で開催され、5年生が参加しました。この日は「それぞれの場所で働く人たちを支えるためのアイデアを考える」というテーマのもと、児童たちは、親の職業に基づき漁業・農業・酪農・公務員の4つのグループに分かれ「働いている親の負担を減らすためのアイデア」を考えるためグループワークを行いました。
飼牛や畑の管理を担うロボットを作る案や地下の冷たい空気を配管などを通して事務所に送り労働環境を整える案など、児童たちが親を思いやる気持ちから生まれた「働く人たちを支えるアイデア」が各グループから発表されました。
児童たちはワークショップを通じて発明の考え方や発想のヒントを学び、最後に「発明家のタマゴ」認定証が授与されました。
