“前進の心得” 湧別町民大学の第3回目講演


令和7年10月7日(火曜日)第49回湧別町民大学が文化センターTOMで開催されました。
第3回目の講演には、タレントであり日本ハムファイターズに入団した経歴を持つ元プロ野球選手の杉谷拳士さんを講師に迎え、「前進の心得」をテーマに講演を行い、会場には300人近くの人が集まりました。
講演では、野球を始めたきっかけや小学生から高校生の頃までの野球人生についてのエピソード、球団での思い出やファイターズに入団が決まった要因は「何度失敗しても自分に自信を持ち前向きに野球をしていたから」だったなど、これまでの野球人生を振り返るように語り、野球に対する熱意が感じられ、参加者たちは興味津々な様子で聴いていました。
他にも「チームや組織で一番大切なこと」について組織を構成する人間のマインドの重要性について語り、「失敗してしまったあとの立ち上がり方」や「自分の態度・行動が周りの人の思考や感情に与える影響」について、「一人ひとりの態度や振る舞いの良しあしで組織の強さが変わる」と話していました。
最後に「前進の心得」として5年後、10年後を見据えたとき、どのような自分になっていたいかを考えて動くことが大切だと語り、自身の行動や思考は周囲に影響を与えているということを教示しました。
今年度の生涯学習講座「湧別町民大学」では、全5回の講演が行われます。
第4回は10月29日(水曜日)に松浦武四郎記念館の館長であり松浦武四郎の魅力を伝えるために日本各地で講演を行っている山本命さんを講師に迎え開催されます。