“湧別町が管内初”DCMニコットと防災協定締結


令和7年9月1日(月曜日)、町は「防災の日」にあたり、町内に店舗を持つDCMニコット株式会社と災害時における応急生活物資供給の協力協定を締結しました。調印式には同社の和泉代表取締役をはじめとする関係者が出席し、和泉代表と刈田町長がそれぞれ協定書に署名を交わしました。今回の協定により、災害発生時に必要とされる食料品、医療用品、寝具、衣料、日用品などを優先的に調達・供給する体制が構築されました。
この協定はDCMニコットによる防災協定として道内で9例目、オホーツク管内では初めての取り組みとなります。近年、異常気象や地震などによる災害が全国で頻発しており、湧別町でも災害に備える必要性が高まっています。本協定により、DCMニコットの物流ネットワークを活用し、町の備蓄品では補えない物資の迅速な供給が可能となります。これにより、災害発生直後の避難所運営が円滑化し、避難者の生活の早期安定が期待されます。
調印式にあたり、DCMニコット和泉代表取締役は「町民の皆さまのために全力で支援してまいります」と述べ、刈田町長も「この地域をより安全で安心な町にしていくため、協力を深めたい」と抱負を語りました。湧別町は住民皆さまの安全を守る体制づくりを今後も進めてまいります。