“地域で支え合う”郵便局職員さんへ支えあいサポーター養成講座が開催されました

支え合いサポーター講座の様子
支え合いサポーター講座の様子

 令和7年7月24日(木曜日)に文化センターさざ波で、29日(火曜日)に文化センターTOMで町内に勤務する郵便局職員さんに「支えあいサポーター(認知症サポーター)養成講座」が行われました。
 これは、湧別町生活支援体制整備事業として行われたもので、高齢者を支える「支えあいサポーター」と認知症の方を支える「認知症サポーター」を養成する講座で、7人の郵便局職員さんが受講しました。
 地域福祉に関する講義では、生活支援コーディネーターの海谷政貴さん(湧別町社会福祉協議会)が講師となり「郵便局は高齢者にとって身近な場所。仕事をしながらの見守りをして、『あれ?』と思うことがあれば抱えず、行政や社会福祉協議会につないでほしい。」と、気づきから支援につなげることの重要性を伝えました。
 認知症サポーター養成講座では、町の福本愛実保健師が講師となり、「認知症は誰にでも起こりうる病気であり、周りの人たちの理解が大切」と話し、講義のほか事例を交えた動画を見ながら認知症への知識を深めました。講座の終了後、中湧別郵便局 瀬上和也局長からは「郵便局は詐欺被害の抑止では最後の砦、高齢者支援に関しては最初の窓口としてお客様と関わっていきたい」と高齢者を支える一員として力強いお言葉をいただきました。
 支え合いサポーター養成講座は企業や団体の希望に応じて随時実施しています。ご希望の方は社会福祉協議会までお問い合わせください。