“湧別高校が札幌で生徒募集”「地域みらい留学」説明会で魅力PR

ブースには札幌圏の中学生や保護者が訪れました
ブースには札幌圏の中学生や保護者が訪れました
説明会に参加した今野博友校長と田中那苗さん、町職員の福本豊さん
説明会に参加した今野博友校長と田中那苗さん、町職員の福本豊さん

 札幌市の北海道新聞社で7月26日(土曜日)、27日(日曜日)に開かれた地域みらい留学の合同学校説明会「高校進学フェスin札幌」に湧別高校が参加しました。
 地域みらい留学は住んでいる地域の枠にとらわれず、自分の興味や関心に合った高校を選んで進学するプログラム。湧別高校と町は令和5年度から首都圏を中心に生徒募集に取り組み、今年度から札幌圏での募集にも力を入れています。
 フェスには道内の15校が参加し、湧別高校のブースでは今野博友校長と地域おこし協力隊の田中那苗さん、町の職員の3人が応対しました。地域みらい留学で岐阜県から島根県の高校へ進んだ経験があり、湧別高校の魅力化コーディネーターを務める田中さんは、来年度の新入生から受け入れる新設の学生寮やeスポーツなど特色ある部活動、町のさまざまな補助制度などを説明し、2日間にブースを訪れた中学生や保護者23組に進学を呼びかけました。eスポーツや小規模校への進学に関心を寄せる生徒もいたそうです。
 8月23、24日に3回目となる東京での説明会に参加し、9月12日にオープンスクールを開くほか、10月には校内で公営塾がスタートします。今野校長はさまざまな活動を通し、「地元はもとより、他の地域からも湧別高校に来てもらえるようPRに努めます」と話しています。
(取材/ふるさと特派員 島田賢一郎)