“ホタテで町や高校をPR”湧高生が北大祭に出店

ホタテの浜焼きを調理、販売する生徒たち
ホタテの浜焼きを調理、販売する生徒たち
北大祭に出店した湧別高校生徒会のメンバー
北大祭に出店した(左から)西堀雫さん、林真央さん、佐々木麻帆さん、吉田春菜さん、草野一哉さん、戸松藍人さん、西川瑛大さん(役場企画財政課撮影)

 湧別高校生徒会が令和7年6月7日(土曜日)、北海道大学札幌キャンパスで開かれた大学祭「第67回北大祭」に今年も模擬店を出店しました。特産のホタテを使った浜焼きやソフト貝柱を販売しながら町や高校をPRしました。
 湧高の北大祭への出店は4年目。今年は、食を通じて地域の魅力を体感してもらおうと、道内6町の高校や団体などの参加を得て企画された「まるっと北海道フェスタ」の参加団体として出店しました。
 生徒会長の吉田春菜さんら生徒7人が、鉄板で焼いたホタテにバター醤油を付けたカップ入りの浜焼き約250食を1食600円で販売。学校生活や部活動などを紹介する湧高の公式インスタグラムのフォロー画面やビラを見せると100円引きになるなどの特典を付け、高校の情報発信にも力を入れました。
 吉田さんは「焼くのも売るのも大変でしたが、町や高校のPRはしっかりできました。その場で調理して提供することで直接感想が聞け、接客できているという実感がありました」といい、「貴重なイベントに参加できたことに感謝し、この経験を今後に生かしたいと思います」と話していました。
 出店はこの日だけでしたが、翌8日には北大大学院教育学研究院の駒川智子教授や教育学部の学生の案内と説明を受けながら、キャンパスにずらりと並んだ模擬店や札幌農学校第2農場などを見学。生徒たちは大学生活や受験などの話に関心を寄せていました。
(取材/ふるさと特派員 島田賢一郎)