“優しい気持ちで接してね”上湧別小学校で認知症サポーター養成講座を開催
令和7年2月4日(火曜日)、認知症サポーター養成講座が上湧別小学校1~4年生を対象に行われました。この講座は、湧別町生活支援体制整備事業として「みんなで高齢者を支え合い小さな変化や気づきを見逃さない地域づくり」を進めるため行われているもので、小学校での開催は初の試みです。
町地域包括支援センターの福本愛実保健師が講師となり、認知症とは何か、その症状や対応方法を学びました。
3・4年生のクラスでは、指を固定して動きを制限したり、フィルム越しに周りを観察したりして、高齢者が生活する上でどのような苦労があるかを体験しました。また、認知症に関する絵本の読み聞かせを行うと、集中して真剣に聞き入り、認知症になるとどうなるのかを想像している様子でした。児童は、「困っているお年寄りの人がいたら助けたいと思った」と話し、認知症について理解が深まる時間となりました。