“高齢者の「変化・気づき」を支援につなげる”支えあいサポーター養成講座が開始されました
11月29日(金曜日)に文化センターさざ波で「支えあいサポーター養成講座」が行われました。
この講座は、湧別町生活支援体制整備事業として「みんなで高齢者を支え合い小さな変化や気づきを見逃さない地域づくり」を進めるため行われたもので、町民16人が受講しました。
地域福祉に関する講義では、湧別町社会福祉協議会 生活支援コーディネーターの海谷政貴さんが講師となり、年齢を重ねても、今までのように住み慣れた地域での暮らしを続けるためには、地縁関係・昔からの付き合い・近所づきあいなど、顔見知りという立場だからこそできる生活支援が大切であること。また、気負わず生活の延長上にある「しながらの活動」の中で支え合うことなどと、地域全体の見守りが重要であると話していました。
認知症サポーター養成講座では、町福祉課地域包括支援センターの福本愛実保健師が講師となり、認知症は身近なことであって誰にでも起こりうる病気であること、ひと事ではなく、まずは正しい知識を持つことからと話し、認知症の原因や、その症状と周囲の対応や支援などについて解説されました。
受講者の皆さんは、大きくうなずきながら真剣に話を聞き、認知症への知識と理解を深めていました。