“テレビでは伝わらないリアルを伝えたい”湧別町民大学が開講
今年で48年目を迎えた湧別町民大学が、湧別町合併15周年記念事業として文化センターTOMで開講しました。
9月15日(日曜日)に開催された第1回目の講座には、ジャーナリストの増田ユリヤさんを講師に迎え、「世界史で読み解く現代ニュース~世界の今と日本の今~」と題した講演を行い、初の週末開催となった会場には町内外からおよそ90人が集まりました。
増田さんは27年にわたり高校教師として勤務しながら、ラジオやテレビのリポーターなどを務め、その取材活動を通じて実際に人に会って話を聞くことの大切さを痛感したと言います。
パレスチナ問題ではテレビでは報じられない現場の悲惨な状況を伝えました。
「人に会う、体感することが大事。SNSだけでなく、見て触れて感じてほしい。今後もテレビでは伝わらないリアルを伝えていきたい。」と語り、受講者たちは熱心に耳を傾けていました。
今年度の生涯学習講座「湧別町民大学」では、全5回の講演が行われます。第2回は9月27日(金曜日)に日本のスマート農業の第一人者である、北海道大学教授の野口伸さんを講師に迎え開催されます。