“美味しいお酒ができあがりますように”町のお酒の仕込みが始まりました。

蒸し上がった酒米
刈田町長の櫂入れ
橋本会長の櫂入れ
上川大雪酒造 碧雲蔵

 5月22日(水曜日)、上川町に本社を置く、上川大雪酒造(株)の碧雲蔵(へきうんぐら、帯広市)で、湧別町の日本酒の本格的な仕込みが始まりました。
 昨年8月、上川大雪酒造からお酒造りの提案をいただき始まった町の日本酒造りプロジェクト。この日は、友好都市である新篠津村産のお米を使った蒸し米に、水、麹に酵母を加えた「酒母(もと)」が入ったタンクに蒸した酒米を入れる仕込みの最後の工程が行われ、先に板がついた棒(櫂・かい)でタンクの中をかき混ぜる「櫂入れ」を刈田町長、町商工会橋本会長らが体験しました。
 体験された皆さんは、蒸し米を入れるたびに混ぜる櫂が重くなる感触を感じながら、良い酒が出来上がるようにとの願いも一緒にかき混ぜていました。
 これから1カ月ほどで特別純米酒の原酒が出来上がる計画で商品化は夏ごろ。町内の酒類取扱店限定での販売を予定しています。
 湧別町の日本酒造りプロジェクトは、町の公式noteで連載していくほか、広報紙などで情報発信していきます。お酒の完成が待ち遠しいです!