“高齢者を支える地域づくり”支えあいサポーター養成講座が開催されました
11月17日(金曜日)に社会福祉会館で、22日(水曜日)に文化センターさざ波で「支えあいサポーター養成講座」が行われました。
これは、湧別町生活支援体制整備事業として「高齢者を支える地域づくりのための理解を深める」ために行われたもので、2日間で町民14人が受講しました。
地域福祉に関する講義では、湧別町社会福祉協議会 生活支援コーディネーターの海谷政貴さんが講師となり、年齢を重ねても住み慣れた地域でずっと暮らしていくためには、高齢者だから支えてもらうではなく、支える側としての立場も必要であることや、気負わずに生活の延長線上にある「しながらの活動」の中で支え合うことが大切と話し、地域全体で取り組むことの重要性を伝えました。
認知症サポーター養成講座では、町の佐藤祐美子介護支援専門員が講師となり、「認知症は誰にでも起こりうる病気であり、受け入れることで悲しい時間を減らすことができる。驚かせず、急がせず、自尊心を傷つけない接し方で、地域で温かく見守ってあげることが大切」と話し、事例を交えた動画を見ながら認知症への知識を深めました。
受講者たちは、真剣な表情で話を聞き、最後に、地域を支える一員として認知症への知識と理解を深めた方に贈られるオレンジバッジを受け取っていました。