“好きなことして生きていくために”5回目の湧別町民大学を開催

講演中の永関さん
スクリーンを使って説明する永関さん

 11月8日(水曜日)、最終回を迎える第5回湧別町民大学が文化センターTOMで開催されました。
今回は、株式会社挑戦舎代表取締役社長の永関博紀さんを講師に迎え、「好きなことして生きていくために~ギネス最速米国縦横断裏話~」と題した講演を行いました。
 永関さんは大学卒業後、大手IT企業に就職しインターネット番組の制作に携わっていましたが2年で退社。その後お笑い芸人やYouTuberにチャレンジし挫折。砂川市の実家でニートのような生活を送っていたそうです。28歳の時に「このままでは絶対後悔する」と一念発起。それまで経験のなかった自転車によるギネス最速記録に挑戦します。日本縦断に続きアメリカ縦横断を達成したときに、「自分が本当にやりたかった事は記録を達成することではなく、誰かに感動を届けることだ」と気づき、自転車での挑戦はもちろん、マラソン、地元で音楽フェスを開催、市長選挙への出馬、若者の応援プロジェクトなど、「地方を舞台に面白いことをやっていきたい」と語りました。
 「やりたいことを見つけるために、考える前にまず一歩を踏み出してほしい」と語る永関さんに刺激を受けた受講者は、「私も何かにチャレンジしたい」と話していました。

 本年度の生涯学習講座「湧別町民大学」は全5回開講され、全ての講座を修了した方は29人おりました。来年も豊富な講師陣を招いての開講が予定されております。たくさんの皆さんに受講いただけるようお待ちしております。