“「一本」熱戦が繰り広げられる”少年柔道大会上野カップ2023

白熱した試合の様子
柔道教室の様子

 10月8日(日曜日)、湧別総合体育館で「上野カップ2023」が開催され、道内各地から柔道に励む小中学生が湧別町を訪れました。
 今年で6回目となったこの大会は、オリンピック女子柔道で二連覇を果した金メダリストの上野雅恵さん、オリンピック銅メダリストである次女の順恵さんが湧別町にゆかりがあることで始まった大会です。
 大会には札幌や釧路など全道各地から33団体300人を超える小中学生が出場。小学生は学年別に個人戦、中学生は団体戦が行われました。日頃の稽古の成果を発揮して白熱した戦いが繰り広げられ、笑顔でメダルを受け取る子や、惜しくも勝利を逃し涙を浮かべる子もいるなど、大会は大いに盛り上がりました。
 また、大会前日の7日(土曜日)には、上野3姉妹と三井住友海上女子柔道部でパリ五輪に内定している舟久保遥香選手による柔道教室も行われ、舟久保選手が得意とする寝技などの技のコツもわかりやすく伝えられ、参加した約200人の子どもたちは滅多に体験できない一流選手の直接指導とあり真剣な表情で聴いていました。