“スポーツの楽しさ、子どもとの接し方を伝える” バレーボール教室、コーチ・ペアレンツ講習会
9月30日(土曜日)、アトランタ五輪・アテネ五輪の女子バレーボール日本代表でアルテミス北海道の監督を務める成田郁久美さんと、サラエボ五輪の男子スピードスケート日本代表で北海道オール・オリンピアンズのゼネラルマネージャーを務める鈴木靖さんを講師に迎え、バレーボール教室とコーチ・ペアレンツ講習会が中湧別総合体育館で開催されました。
これは、子どもたちにスポーツの楽しさや魅力を伝えるとともに、指導者や保護者にスポーツを通して心身の健やかな成長を育むことの大切さを理解してもらうことを目的に北海道と湧別町教育委員会の主催で行われたものです。
バレーボール教室には、バレーボール少年団、ゆうべつ学園や上湧別中学校のバレーボール部の子どもたちなど約30人が参加。ボールを叩く位置や構えなどプロならではの技術指導や試合の時に考えて動けるようになる練習方法などを教わりました。
コーチ・ペアレンツ講習会では、世界の先進国の子どもたちのスポーツの実施状況などから、ジュニア世代の日本の指導方法が変革期にあることの説明や子どもと保護者の接し方、子どもたちの食事の取り方などのアドバイスがあり、指導者や保護者など約20人は頷きながら熱心に聞き入っていました。
参加した保護者は、「自分の子どもになると期待をして、熱い指導や口を出してしまうが、これからは良いサポーターとして接していきたい。」と話すなど、子どもと保護者の理想の関係性のヒントとなっていました。