“世界の恒久平和を願って” 戦没者・機雷殉難者追悼式

黙とう
献花

 8月18日(金曜日)、文化センターTOMで「令和5年度湧別町戦没者・機雷殉難者追悼式」が執り行われ、ご遺族や議会議員、自治会長など約50人の方々が出席。78年前の先の大戦で亡くなられた方々、昭和17年5月にポント浜で起きた機雷事故で亡くなった方々とその遺族に対して哀悼の意を捧げました。
 湧別町遺族会の上田定幸副会長は、森谷松雄会長の式辞を代読し、「国民の大半が戦争の悲劇を知らずに育った世代である今、過去の悲惨な歴史を繰り返さないよう、苦しみの中を生き抜いてきた私たち遺族の戦禍の記憶を、未来を担う子どもたちに伝え、命の尊さ、平和の尊さを永遠に語り継いでいくことが私たちの責務です。」と述べ、出席者たちは犠牲になった御霊に献花をしながら、やすらかな冥福を祈るとともに、平和への誓いをしていました。