“うまく炊けたかな?”湧ゆう湧くわく体験塾がふるさと館JRYで昔体験

薪ストーブで火おこし
試食の様子

 8月5日(土曜日)に湧ゆう湧くわく体験塾がふるさと館JRYで行われ、小学4年生から6年生までの塾生5人が参加し、湧別の昔の暮らしを体験しました。今回は“屯田食づくり”がテーマで、中島館長の案内で館内を見学した後、薪ストーブを使って雑穀米の炊飯に挑戦しました。
 火の燃える仕組みなども学習した塾生たちは、大きさや種類の異なる木を効果的に組み上げて、マッチを使って薪ストーブに火を付けた後、空気を調節しながら火力を調節していました。最初は火をつけるのが大変でしたが、この体験を通して“火”の熱は上に上がること、火が燃えるには空気が必要であるため、早く燃やすには空気の通り道を作らないといけないことなど、多くのことを学びました。
 焦げないように音と匂いを確認しながら炊き上げたご飯は、自分たちで炊いたご飯とあって、笑顔でおいしそうに食べていました。現代の便利な生活に慣れた塾生にとっては、昔の人々の生活を垣間見た貴重な体験となったようです。