除雪による事故から身をまもりましょう
毎年、屋根からの転落や落雪による事故が多く発生しています。道内の雪に関する死傷者の9割以上は除雪に関係した事故です。
それらの事故は、ちょっとした注意で防ぐことができます。どんな時が危ないのか、しっかり知って、安全な冬を過ごしましょう。
除雪のこんなときが危険!
危険その1 | 屋根から落ちる | 屋根に上がって雪下ろしや雪庇落としをしているときに、バランスを崩して転落 |
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危険その2 | 屋根からの落雪 | 軒先にできた雪庇やつららを落としているときに、頭に屋根からの雪のかたまりが落下 |
危険その3 | はしごから落ちる | はしごを上り下りしているときに、転落し強打 |
危険その4 | 作業中の急な発作 | 早朝の気温が低いときなど、除雪作業中の心臓発作 |
危険その5 | 除雪機の操作ミス | エンジンをかけたまま、詰まった雪を取り除こうとして手を挟まれ大けが |
危険その6 | 滑って転ぶ | 玄関前の階段やスロープで滑って転倒し骨折 |
危険その7 | 融雪槽や川へ転落 | 融雪槽や川に雪を投げ捨てようとして、誤って転落 |
危険その8 | 交通事故 | 車庫前や車道付近の除雪中に雪山のかげから出てきた車と衝突、バックしてきた除雪車にひかれる |
除雪による事故を防ぐチェックポイント
(1)雪かきをするとき
☐ 準備運動と整理運動をしっかりと
☐ 滑りにくい防寒靴など服装は万全に
☐ 腕の力だけに頼らず体全体を使う
☐ 雪を投げ出すときは体をひねりすぎない
☐ 無理をせずマイペースで
☐ 事故に備え2人以上で作業
☐ 屋根からの落雪など周囲の状況を十分把握
(2)除雪機を使うとき
☐ 周りのひとに注意
☐ 雪詰まりはエンジンを停止してから雪かき棒で
☐ 後進するときは特に注意
☐ エンジンをかけたまま離れない
(3)屋根の雪下ろしをするとき
☐ 低い屋根でも油断は禁物
☐ ヘルメット、命綱、安全帯などの装備は万全に
☐ アンカーをしっかり固定し命綱を忘れずに
☐ はしごは横ずれしないように真っ直ぐ立て支えてもらう
☐ 屋根の下に人がいないことを確認
☐ 屋根に10センチメートル程度の雪を残し屋根素材を露出させない
お問い合わせ先
総務課情報防災グループ(上湧別庁舎)電話01586-2-2112