災害から身を守るために
忘れた頃に人や地域を襲ってくる地震・火災・風水害などの自然災害。いつ起きるかわかりませんので、日頃から防災への意識を高めましょう。そうすると、落ち着いて正しく判断し行動できるようになり、もしも被害に遭ったとしても、それを最小限にすることができるようになります。
また、隣近所やお年寄りの世帯にも日頃から声を掛け合い連携を深めておくと、より早く対応ができるようになります。いざという時のためにこれだけは覚えておきましょう。
風水害(台風・豪雨など)
台風(豪雨)がやってきそうになったら
家の周りをよく確認し、影響を及ぼすようなものは改善しておきましょう。
- 煙突の支持補強や屋根のトタンなどに破損しているところはありませんか?
- 物干し竿や植木鉢など飛ばされないよう屋内にしまいましたか?
- 家の周りに飛ばされたり破損するようなものはありませんか?
- 庭木の枝が折れかかっていたり、倒れそうになっていませんか?
気象情報に注意し、いつでも避難できるように準備しましょう。
- 停電にそなえて電池は補充してありますか?
- 懐中電灯やトランジスタラジオは使える状態にしてありますか?
- 緊急用の水や食料品は補充してありますか?
- 床上浸水にそなえて、家財道具は高い所に移動させてありますか?
避難勧告にそなえ、最寄の避難場所の位置を確認しておきましょう。
洪水時の対応のしかた
- 川の水位が危険なところまで上昇したとき避難勧告をおこないますので、指定の避難場所へすぐに避難しましょう。
- 避難するときに持ち出す食料や衣類などは、必要最小限にしておきましょう。
関連資料
台風・水害から身を守るため、日頃からの備えをしっかりして情報に耳を傾け、早めの避難を心掛けるよう、北海道が作成した分かりやすい漫画の啓発資料です。
火災
火災を起こさないために
- ストーブ周辺に燃えやすいものを置かないようにしましょう。
- 油を使う料理のときは、その場を離れないようにしましょう。
- 寝タバコは絶対やめましょう。
- 子どもの目の届くところにマッチやライターは置かないようにし、日頃からのしつけをしっかりしましょう。
- お風呂では風呂釜の空焚きに注意し、浴槽の水量を確認してから使いましょう。
- 寝る前には、ガス、ストーブ、コタツなど火の元を十分点検しましょう。
- 家の周りに燃えやすいものは置かないようにしましょう。
火が出てしまったら
- まず大声で周囲に知らせ、当事者は消火にあたり、近くの人に消防署への通報を依頼しましょう。
- 早く消火するよう努めましょう。出火から5分以内が消火できる限界です。消火器の外にも座布団でたたいたり布団 で覆いかぶせて密閉するなど機転をきかせて対応しましょう。
- もしもその火が天井まで燃え移ってしまった場合は、あきらめてすぐ屋外へ避難しましょう。この時、燃えている部屋の窓やドアは閉めましょう。
- 煙の中を避難するときは、できるだけ姿勢を低くして濡れタオルで口を覆うなどして 煙を避けましょう。
- 逃げ遅れた人がいるときは、近くの消防隊の人にすぐ知らせましょう。
- いったん屋外に逃げたら再び中に戻らないでください。
119番通報
電話がつながったら、消防からの質問に落ち着いて正確に答えましょう。
- 「火事か救急か」
- 「場所と氏名」
- 「(目的地に向かうのに)目標になるもの」
※確実に伝えられるように、目に付くところにメモを貼っておくと良いでしょう。
地震・津波
地震が起こる前に
- 家具は、倒れないようにしっかり固定しましょう。
- 本棚やロッカーなどは、軽いものを上に、重いものを下に置くようにしましょう
- 棚やタンスの上に重たいもの、割れやすいものは置かないようにしましょう。
- テレビは高いところに置かないようにしましょう。
- 火元の近くに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
- 停電に備え、電池で動作するもの(懐中電灯、ラジオ、その他)を用意しておきましょう。
地震が発生したら(同時に津波が発生することもあります)
- すばやく火の始末をしましょう。
- 戸や窓を開けて避難できる通路を確保しましょう。
- 火が出たらすぐ消火しましょう。(初期のうちなら大丈夫です)
- テーブルの下などにもぐるなどして、落下物や倒壊物から身を守りましょう。
- 津波警報が発令されたら、海岸より遠くの高い地形のところへ離れましょう。
外出先で地震が発生したら
- 自動販売機など背の高いものは、転倒の恐れがあるのですぐ離れましょう。
- 看板などの落下物に注意しましょう。
- 車は静かに左に寄せて止め、キーをつけたままドアロックをしないで車を離れましょう。
- 競技場ではあわてて出入口に移動せず係員の指示に従って行動しましょう。
- ホールでは非常口めざして移動せず、係員の指示に従って行動しましょう。
- 海辺では、津波が発生する恐れがありますので、高所をめざして避難するか海岸より遠くの高い地形のところへ離れましょう。
関連資料
地震・津波が起きたときに、自らやまわりの人々の命を守り、被害を防止するため、どのような行動を取れば良いのかイメージしやすいよう、北海道が作成した分かりやすい漫画の啓発資料です。
お問い合わせ先
総務課情報防災グループ(上湧別庁舎)電話01586-2-2112