漁獲資源の活用等について
寄せられた意見・提案
沿海や汽水湖サロマ湖内で採れる多様な魚類のうち、国内消費に向かない魚種を無駄にすることなく、海外へ輸出する工夫が今、求められているように思う。
温暖化で地域の国内消費向け漁獲が急減した場合でも地域の漁業の持続化ができる体制を築いておくことが大事ではないかと思う。すでに、アフリカ南部のナミビアでは干ばつの長期化でタンパク減が生じており、国際的支援が求められている。獲れすぎて困る魚類の輸出向け缶詰を開発し、加工場を用意し、その準備にかかっておくことが今、求められているように思う。
回答
湧別町の漁業は、ホタテやカキの養殖が盛んとなっており、令和5年度の主な水揚げ量につきましては、外海ホタテ36,074トン、サケ・マス2,196トン、養殖ホタテ1,088トン、カキ640トンなどとなっております。
現在のところ、国内消費に向かない魚種はありませんが、今後とも、漁業資源の増大及び生産基盤の整備事業の推進、並びに漁業者の経営安定を図るため、ご提案いただいた内容も参考とさせていただき生産性を高めていきたいと考えております。
【担当課グループ】
水産林務課水産林務グループ