交通事故死ゼロ表示板廃止について
寄せられた意見・提案
役場庁舎前に掲示されている交通事故死ゼロのカウント表示は、もういらないのではないでしょうか。その理由は事故を減らしたいのであれば、あれはもう逆効果だと思うからです。ともすれば余計なプレッシャーにもなり、かえって事故がおきる可能性も否定できませんし、いきなり数字が減ったら、おかしな邪推が生まれたり、いわゆる「犯人さがし」が生まれるのも否めないからです。また、ゼロにした当事者が、それを見るたびに思いだし、悲しくなることもあるでしょう。もう忘れたいのに「忘れさせてくれない」のですから。
注意喚起をしたいならば、他の方法を考えればよいことだけのこと。そもそも、そんな数字に何の意味があるのか、私にはわかりません。一考して頂ければ幸いです。
回答
湧別町では、交通事故が発生しないように警察や関係機関の方々にもご協力をいただき、町民一丸となって交通安全運動の推進に取り組んでおります。
町内における交通事故死ゼロ1,500日を目標に、町民の皆様や関係機関と一体となって、交通安全思想の普及啓発に努めていたところです。
しかしながら、7月26日、湧別町中湧別南町において、道路横断中の歩行者が軽乗用車にはねられ、亡くなるという大変痛ましい事故が発生してしまいました。
あらためて交通安全運動の重要性を認識し、町民の方が、交通事故の被害者や加害者になることがないように、高齢者の方に対する交通安全講座参加への勧誘や、関係団体を含めた交通安全に係るお声掛けなどの対策を進めているところであり、町広報誌やかわらばん等で注意喚起を図っているところです。
現在、交通事故死ゼロ表示板は、町内3か所の道路に面した場所に設置をしておりますが、近隣の市町村においては、屋外ではなく庁舎内に設置されているところも多くあります。
このような状況を踏まえ、ご提案いただいた「交通事故死ゼロ表示板の廃止」につきましては、関係機関や団体とも協議しながら検討させていただくとともに、町民の皆様に、交通安全に対する関心と意識の高さを持ち続けてもらうための方策を併せて検討したいと考えておりますので、ご理解をお願いします。
【担当課グループ】
住民税務課住民生活グループ