“子育ての村ができた!”3回目の湧別町民大学を開催
10月26日(水曜日)、第3回目となる湧別町民大学が文化センターTOMで開催されました。
今回は、乳幼児期から成人期までの発達支援・家族支援・相談支援・地域支援の4つを柱に専門的支援を行う「社会福祉法人麦の子会」理事長の北川聡子さんを講師に迎え、「子育ての村ができた!~子育ての困りごとを解決するために~」と題した講演を行い、約70人の受講者が集まりました。
北川さんは、大学生の仲間とともに無認可の「麦の子学園」をスタート。その後社会福祉法人化を経て、今では、障がいのある子や困り感のある子と家族が集える子育て支援センターをはじめ、子どもの障がいに合わせた複数の事業所も運営。それらは、「一人の子どもを育てるには大勢の大人の支援が必要」との思いから、家族のサポートも含め地域ぐるみでの支援を行うものでした。
施設を利用して大人になった子どもたちから「仲間と出会うこともでき、社会の中でやっていけそう」と言われたと話し、みんなで子育てすることの大切さを受講者たちも感じているようでした。
令和4年度の生涯学習講座「湧別町民大学」では、全5回の講演が行われます。第4回は11月10日(木曜日)に関根摩耶さんを講師に迎え開催されます。