"湧別を売り込め"湧高生が北大祭に出店

売り込みの様子
集合写真
北大祭に出店した(後列左から)松原光心朗さん、三橋優斗さん、(前列左から)橋本理加さん、戸松藍人さん、吉田春菜さん、ライリー・スミスさん、松田琉希さん、草野一哉さん(役場企画財政課 森谷柚月撮影)

 湧別高校の生徒が6月8日(土曜日)、9日(日曜日)の2日間、北海道大学の札幌キャンパスで開かれた大学祭「北大祭」に模擬店を出店しました。特産のラーメンをはじめ、レトルトカレー、ホタテのソフト貝柱、ブリュレやクリーム大福などのスイーツを販売し、延々と店が立ち並ぶ大学祭の規模を体感しながら来場者と交流しました。
 店を開いたのは生徒会の松原光心朗会長(3年)ら役員7人と留学生1人で、北大祭への出店は3年目ですが、2日間の日程は初めて。天候に恵まれ、両日ともキャンパスのメーンストリートを埋めるように人波が続く中、生徒たちは積極的に声をかけ、「お土産にいかがですか」「テレビでも紹介されました」と売り込みに力を入れました。来店者からは「おすすめ上手ね」と声も掛けられ、「萎縮するかもしれないと思いましたが、コミュニケーションもうまくとれていました」と同行した南龍童教諭。
 ニュージーランドから留学しているライリー・スミスさん(1年)はキャンパスの広さが印象に残ったそうで、「最初は緊張したけれど、だんだんリラックスでき、いろいろな人とも触れ合えて良い経験ができました」。松原会長は「みんな湧別を紹介しようという強い気持ちで頑張ってくれました。来場者の心をつかむのは難しく、ニーズに合わせた対応をすることが大切だと感じたので、この課題を前向きにとらえて今後に生かしたいと思います」と話していました。
(取材/ふるさと特派員 島田賢一郎)