“手ぬぐい山ってなんだ?”富美小最後のトライやるワーク
6月7日(金曜日)、富美小学校の全校7人の児童たちが、富美の公共牧場、手ぬぐい山で自然体験学習「トライやるワーク」を行いました。
富美小では今年で最後となる「トライやるワーク」は、地域の豊かな自然を深く理解し、その価値を大切にする思いを育てることを目的に行われています。
公共牧場では、役場農政課職員から湧別町の酪農についての説明を受け、牛に関する知識を深めました。また、児童たちからは積極的に多くの質問が出され、公共牧場がどんな場所なのか、気づきを得た様子でした。
手ぬぐい山では、ゆうべつアウトドアクラブYU-PAL代表の絹張洋史さんを講師に、山中の玄武岩や、オオアマドコロ、マイヅルソウといった珍しい植物を観察。児童たちで助け合いながら頑張って登った山頂では、富美小学校や上湧別の市街が一望でき、児童たちは「すごい!見えるよ!」とうれしそうに眺めながら、「山頂から富美川を利用して木材を運ぶ際に、手ぬぐいを振って合図した」という山の名前の由来を学ぶ、貴重な機会となりました。