“環境だけではなく災害にも強い町へ”湧別バイオガスプラント建設安全祈願祭

祈願祭の様子1
祈願祭の様子2

 4月28日(金曜日)、福島に建設する湧別町バイオガスプラントの安全祈願祭が行われました。
 オホーツク管内で一番の乳用牛の飼育頭数を誇る本町では、ふん尿処理作業の負担や臭気を軽減し、バイオマス資源を有効活用した循環型農業を構築するため、令和7年10月稼働を目指してバイオガスプラントを建設します。バイオガスプラントから発生するメタンガスは、化石燃料とは異なり温室効果ガスの排出を全体としてゼロとするエネルギー(カーボンニュートラル)として注目されており、また、処理時に発生する再生エネルギーを活用し売電や災害時の電力供給を想定しています。
 バイオガスプラントを運営するオホーツク湧別バイオガス株式会社の上田範幸代表取締役は、「本町は一次産業の町で農業や漁業が手をつないで成長していかなければならない。循環型の農業を推進し、国が進める脱炭素化を進めていきたい。」と話していました。