“どんな植物が生えているかな?”五鹿山フラワーウォッチング秋編

オオウバユリの実
オオウバユリの実
参加者に植物の説明をする光用講師

 令和7年8月30日(土曜日)、ゆうべつアウトドアクラブYU-PAL(代表 絹張洋史さん)主催のフラワーウォッチング2025~五鹿山の自然を知ろう・秋編~が五鹿山公園で開催されました。
 このイベントは、花の開花状況を観察しながら、五鹿山にどのような植物が分布しているのかを調査するもので、一昨年の「春編」、昨年の「夏編」に続き、今年で3回目。今回も植物のスペシャリストで札幌市の環境調査会社FRSコーポレーション株式会社の光用(みつもち)直子さんを講師に招き、子どもから大人まで幅広い層が気軽に野生の草花を観察できるイベントとして開かれました。
 参加者からはたくさんの質問が飛び交い、植物の名前の由来や特徴について学びながら植生の調査も併せて進められ野生のランなど貴重な植物も数多く確認されました。
 今回で五鹿山の春から秋にかけての植生調査は一区切りとなり、これまでの調査結果をまとめたデータは五鹿山周辺の植物を知ることのできる貴重な資料として学校の授業や自然観察会などでの活用が期待されています。