旧湧別小学校校舎の再利用について

寄せられた意見・提案

 9/3旧湧別小学校の一般公開、ありがとうございました。貴重な機会をいただき感謝申し上げます。校舎内を歩き感じたことがあり、町長様への手紙としてお伝えします。
 旧湧別小学校校舎は、令和6年度に解体とのことですが、何らかの再利用をする方向とすることはできないのでしょうか?確かに教室などは現在求められている授業を実現するには難しい設備であることを感じました。しかしながら、体育館は「もったいない‼」の言葉に尽きます。暖房設備もあり、教室に比べると古さを感じないものでした。これを取り壊してしまうのはあまりに惜しいです。
 先日、北海道新聞の記事で、廃校を活用し地域振興等に生かす取り組みの記事がございました。旧湧別小学校も、校舎再利用のご検討をいただけないでしょうか。私個人としては、伊達市大滝区に開業した複合アトラクションパークのような施設が湧別にあれば、子育て世代へのアピールとなり、また「北見⇔遠軽⇔紋別」間の交通網の中で、素通りされてしまう対策となり、旧湧別町中心部への人の流れも増加していくのではないでしょうか。佐呂間町でも旧若里小学校校舎を活用したスイーツ「ARVO」が人を呼んでいます。何卒ご検討のほどお願い申し上げます。

回答

 旧湧別小学校は、昭和47年に建てられ、半世紀以上にわたって湧別地区の子どもたちと共に過ごしてきました。
 閉校後の湧別小学校施設の活用については、役場職員による義務教育学校構想の推進プロジェクトチームを設け、将来の町内小中学校の適正配置策として義務教育学校(小中一貫教育)の設置について検討しました。その結果、老朽化が進んでおり新築建替えが必要であること、また湧別小学校と湧別中学校では小中連携の取り組みが進められていたことから、施設一体型の施設整備が必要であるとの結論に至り、令和5年4月に義務教育学校「ゆうべつ学園」として両校を統合しました。
 閉校後の施設活用については、湧別小学校施設を地域コミュニティの拠点施設として活用することが理想的です。しかし、新設校の通学区域には既に湧別町文化センターや地域地区会館などの施設があり、湧別小学校施設の活用は難しいと判断し、解体する方針であります。

【担当課グループ】
教育総務課学校教育グループ