中古の住宅物件が少ないこと、道の駅「愛ランド湧別」の活用について

寄せられた意見・提案

 湧別町に対して残念だなと思うところがありました。まず中古の住宅物件が本当に少ないです。住んでいないであろう家はいっぱいあるのに、購入できる家がなかったです。
 もう一つは、湧別町の道の駅と愛ランドYOUです。正直これはって思いました。周りの方たちが同じく「ここ、すごくもったいないよね。」と言っている言葉を聞くことが多く、私も思いました。私の友達とかも、一回は言ったけどもういいかなと。こんなにすてきな場所にあるのにもったいないと思いました。遊具を増やすとか、何かイベントをするとかしたらいいのにと思いました。

回答

 一つめ、「中古の住宅物件が少ないこと」につきましては、お考えのとおり、町内の中古住宅が市場に出づらい、出ていないということは事実です。
 所有者の方が施設入所や長期入院、またはお子さんの家に住まれているなど、ご健在の場合「まだ家を手放したくない」と考える方が多く、また所有者の方が亡くなられている場合でも、「法要が済むまでは」「思い出の家だから」などの想いから、すぐに空き家を手放すことができない方も多くいらっしゃいます。こういったことが、「住めそうな空き家があるのに、中古物件が少ない」と感じられる理由の一つと考えられます。
 町では、売買などをするために必要な空き家の相続登記費用や住宅内外の片付け費用の補助、空き家を手放したい方と住宅を探している方のマッチング、宅建事業者との空き家を流通させる取り組みなどを行っています。また、住宅を探している方や空き家のニーズを見える化する仕組みの検討を進めるなど、「空き家」が「住宅」に生まれ変わるための取り組みを進めていますが、売却や賃貸など最終的な判断は、所有者の方にゆだねることになります。
 町としましては、新たな仕組みを考えていくことに加え、所有者の方に直接働きかける取り組みや、空き家になる前の段階からの啓発に力を入れて、これまで動きづらかった空き家の流通を促したいと考えています。まずは、民間事業者や住民の方に協力をいただきながら空き家相談窓口の周知や活用できる空き家の把握を積極的に行うなど、取り組みを強化していきます。
 現に住宅事情にお困りの方のお悩みを解消できるよう、今後、スピードをあげてこの課題に取り組んでいきたいと思います

 次に二つめ、「道の駅『愛ランド湧別』と遊園地『Family愛land You』が好立地にあるのに活用できていなくてもったいない」とのご意見について回答させていただきます。
 ご意見いただいたとおり、道の駅と遊園地がある場所は、国道に面したサロマ湖が一望できる高台にあり、最北の観覧車や全長80(半角にしてください)0(半角にしてください)メートルものゴーカートなどの遊具がある魅力的な場所であり、施設であると考えております。
 遊園地ではオープン当初に設置したレトロな遊具たちが今も現役で稼働しており、それを目当てにくるお客様もおりますが、一般的に考えますと老朽化が進んでおります。修繕しながら運用しておりますが、遊具の更新や新設には数千万円単位の費用が掛かるため、昨今の社会情勢を考えると更新等に踏み切るには厳しいものがあります。
 また、イベントは施設の管理運営者が行っておりますが、コロナ禍もあったため、大きな集客にはつながっておらず、道の駅に期待される地域の魅力を生かしたお土産や特産品も少ない状況にあります。
 このような状況も踏まえ、道の駅や遊園地、町内の他の観光施設も含め、どのように湧別町の魅力を発信し、湧別町に来てもらうか、庁舎内のプロジェクトチームを立ち上げ検討しております。また、お気づきの点があれば、ご意見ご提案をいただければと思います。

【担当課グループ】
企画財政課未来づくりグループ(中古住宅担当)
商工観光課商工観光グループ(道の駅、遊園地担当)