老人世帯への給付金について

寄せられた意見・提案

 昨年老人世帯には現金を数回配られていると聞きました。同居の子どもがいる場合は配られないという事、二人で年金を貰っている家庭は楽な人も居ると思います。湧別町は70歳を過ぎてもこんなところに差別があるのだと思いびっくりしています。老人が多いことは知っていますが、みんな同じではないんだなと思います。
 私は夫が早く亡くなっていて生活は年金だけです。公務員の子どもさん達が同居しないという事は、こんな事があるからなのかと思っています。
 こんな所で差別があるのは、これは国からの決まりなのですか。せっかく配るのなら、みんな同じだと思います。テレビに投書してはっきりと聞いてみたいと思っています。

回答

 お手紙いただきました内容の給付金についてでありますが、昨年度は、国が市町村を介して実施する事業としまして、「住民税非課税世帯等臨時特別支援事業」と「物価高騰緊急支援事業」の二度にわたり、対象となる世帯に給付金として現金を支給しています。
 両事業ともに、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響や、原油価格や物価高騰などによる負担増を踏まえまして、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、全額、国からの交付金を受けて給付金を支給した事業であります。
 この事業の対象者につきましては、世帯構成にかかわらず、国から要件として示された「住民税非課税世帯の世帯主」を対象とさせていただいたもので、本町のみならず全国の市町村において同様の対象者となっているものです。
 この事業のほかに、町独自の支援策といたしまして、生活に欠かすことのできない水道使用料の減免を全世帯を対象に行ったり、バスで通院されている高齢者に対する無料乗車券の交付や、ハイヤーによる通院又は買い物などを余儀なくされている高齢者に対しましては、生活の利便性向上や積極的な社会参加ができるようハイヤー助成券を交付するなど、所得の状況に関係なく、高齢者を対象とした支援も行っているところでありますので、何卒ご理解をお願いします。

【担当課グループ】
福祉課福祉グループ