“豊漁と安全、商売繁盛を願って”湧別漁協市場で初競り
1月10日(金曜日)、湧別漁業協同組合(阿部俊彦組合長)が運営する湧別漁協地方卸売市場で、今年初の取引となる「初競り」が行われました。
初競りには同漁協役員や買受人などが参加。阿部組合長が「昨年は8月にALPS処理水の影響もあり非常に厳しい状況ではありましたが、ホタテの当初計画であった3万トンを大きく上回る3万6千トンを漁獲することができ、皆さんの努力により販売金額が3年連続で100億円を超えました。温暖化によりホタテやサケ・マスの操業に影響が出てきており、獲れる魚も変わってきているが、皆さんと力を合わせて乗り越えていきましょう。」と挨拶し、参加者全員で今年一年の豊漁と安全、商売繁盛を祈りました。
商売繁盛祈願の神事に引き続き、競り人の威勢の良いかけ声で初競りが始まると、カキやカレイ、ホタテが次々と買受人に競り落とされ市場は活気にあふれていました。