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令和3年の新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

 町民の皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃より町政運営に対しまして、深いご理解とご協力を賜り心より感謝を申し上げます。

 昨年を振り返りますと、世界全体が新型コロナウイルスに翻弄された1年でありました。ここに、新型コロナウイルス感染症に罹患されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 2020年、いよいよ東京オリンピックイヤーの幕開けだと期待に胸を膨らませていた国民の間に、中国の武漢市において新型コロナウイルスの感染者が発見されたとのニュースが流れました。ウイルスは瞬く間に猛威を振るい、数カ月で世界的な流行にまで拡大しました。我が国においても感染者が発見され、北海道は2月に全国に先駆けた緊急事態宣言を発表、4月には全国的な緊急事態宣言へと拡大し、外出の自粛や休校・休業の要請など日常生活は制限され、マスク着用の徹底やソーシャルディスタンス、3密の回避など私たちの生活様式も新たなものへと変化していきました。不安や不満が募る日々の中、東京オリンピック・パラリンピックの延期や夏の甲子園の開催中止など、ウイルスは国民の希望や感動までをも奪っていきました。本町におきましても、イベントの代名詞ともいえるチューリップフェアをはじめ、さまざまなイベントや行事、地域活動が延期や中止となり、人と人との絆やふれあいを創出する貴重な機会が失われました。今、チューリップ公園のチューリップたちは〝今年こそはたくさんの皆さんと楽しい時間を過ごすんだ!去年の分まで一生懸命咲くからね!〟と、春の訪れとともに皆さまにお会いできる日をじっと待っていますので、今後ともイベント再開に向け応援のほどよろしくお願いいたします。

 このように、観光産業をはじめ地域経済にも大きな影響が生じましたが、町民の皆さまの生命・暮らしを守り、そして事業者の皆さまを支えるための対策といたしまして、町内全世帯へマスクの配布や「きずな5商品券」の交付、また、国の緊急経済対策であります特別定額給付金は北海道内で最も早くお届けすることができ、さらには子育て世帯等を対象とした本町独自の特別定額給付金など各種施策を実施いたしました。

 社会情勢におきましては、8月に安倍首相が辞任を表明、約7年8カ月に及ぶ長期政権が幕を閉じ9月に菅内閣が発足いたしました。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策と地域経済回復の両立という難しい局面の中で、新たな時代に向けた制度の改善や拡充、構築による地域経済の再生、さらには非常事態にも負けない持続可能な社会経済構造の構築に向けた取り組みのほか、外交問題や東京オリンピック・パラリンピックの開催、地方創生の推進など、引き続き課題解決に向けた積極的な政策推進を期待するものであります。地方自治体を取り巻く環境も高齢化や生産年齢人口の減少が加速する中で、コロナ禍により財政状況も一層厳しさを増しています。今後も社会情勢の変化を的確に捉え国や北海道の政策との効果的な連携を確保するとともに、第2期湧別町総合計画に基づき優先的・重点的に取り組むべき施策を確実に展開していきたいと思っております。

 一方、コロナ禍で疲弊する毎日の中で、アニメ「鬼滅の刃」がブームとなりました。鬼は疫病の象徴といわれ、強力な鬼を撲滅するため傷つきながらも果敢に立ち向かう剣士集団・鬼殺隊の姿が、新型コロナウイルスに怯えながらも懸命に戦っている人類の姿と重なり、多くの国民に共感と感動をもたらしたといわれておりますが、新型コロナウイルスを撲滅する鬼殺隊となるワクチンや薬が一日も早く開発されることを願うばかりであります。

 結びに、今年の干支は辛丑(かのとうし)であり、辛いことが多い分だけ大きな希望が芽生える年であるといわれております。皆で団結してコロナ禍を乗り切り、皆さまにとりまして希望に満ちた素晴らしい年となりますことを心からご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶といたします。

湧別町長 石田昭廣

町長

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